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書店員さんからの感想が続々!

岩瀬書店 ヨークベニマル福島西店店長 半澤裕見子様

読んだ本が、付箋で凄いことになってしまいました。
岸田ひろ実さんの生き方、
そして「ユニバーサルマナー」という
高齢者や障害者にさりげない配慮についての心得、
自分は最近まで恥ずかしながら無関心でした。
けれど、今現在私はこの問題と向かい合っています。
与えられた環境を受け止めて、その中で前を向いて
生きていく岸田さんに勇気と元気を頂きました。
心の中の想像を絶するような葛藤を乗り越えた人にしか
見えないものがあるように感じます。
素敵な作品をありがとうございました。

ジュンク堂ロフト名古屋店 佐藤丈宗様

孟子は天が人に仕事を与える時には、
まず試練を下して、その人を鍛えるという。
試練に打ち克った著者は、
まさに天の仕事をなしている。

購入者特典

2017年2月14日(火)開催、岸田ひろ実講演会収録動画をプレゼント(YOUTUBE限定公開)
『私はなぜ、歩けなくなったいまのほうが幸せだと言えるのか?』

紹介者特典

著者の娘である岸田奈美さんが綴った本書サイドストーリーの未公開原稿(PDF)をプレゼント!

キャンペーンの参加方法は先を読み進めてください。

まずは、岸田ひろ実 初出版記念独占インタビューをご覧ください。
『ママ、死にたいなら死んでもいいよ』(致知出版社)PVはこちら。

― 本書の一部を公開 ―

「死にたいなら、死んでもいいよ」

ざわざわと騒がしい神戸のカフェ。
正面に座る娘が放った一言に、私は言葉を失いました。
2008年、初夏のことでした。
その日、私は絶望の淵にいました。
急性の大動脈解離という心臓の病気によって胸から下が麻痺し、数か月にわたり入院を続けていたのです。

歩くことはもちろん、当時は寝返りを打つことも、
ベッドから起き上がることもできませんでした。
来る日も来る日も、天井を見つめながら涙を流しました。
入院180日目にしてようやく外出許可がおり、私は喜びに心を躍らせていたのです。

しかし、待っていたのは厳しい現実でした。

自分の足で歩いていた頃は、神戸三宮駅を降り、
改札から街へと出るまでたった1分もかかりませんでした。
でもそこには、車いすで越えられない階段があったのです。
お手洗いに行きたくても、車いすで入れる個室はなかなか見つかりません。

17歳の娘に車いすを押してもらい、散々迷って辿り着いたお店の中は狭く、
席に着くことすらできませんでした。

「すみません、ごめんなさい、通らせてください」

気がつけば私は一日中、謝ってばかりいました。

やっと入れるレストランを見つけた時、私は疲れ切っていました。
車いすでの外出が、こんなに苦しいとは思わなかったのです。

「なんで私は生きてるんだろう。死んだ方がマシだった……」
思わず、口にしてしまいました。

終わらない入院生活、つらいリハビリ、楽しめない外出。
世界中の誰からも必要とされていないような気分。

限界だったのだと思います。

すぐに「しまった、なんてことを言ってしまったんだろう」と後悔しました。
私は娘の顔を見ることができませんでした。

私はてっきり娘は「死なないで」「なんでそんなこと言うの」と
泣いて言うだろうと思っていました。

娘は私の1番の理解者です。

病気で倒れる前もしょっちゅう2人でショッピングや映画に出かけていましたし、
親子でありながら友達のように仲がよかったのです。

そんな娘から返ってきたのは思いもかけず、肯定の言葉でした。

「死にたいなら、死んでもいいよ」

皆さんの中には、ビックリしてしまう人もいるでしょう。
親に向かってひどい娘だ、と怒る人もいるかもしれません。
しかし娘の言葉は、それまで受け取ってきたどんな言葉よりも、私を救いました。

自分の足で歩けず絶望していた私は、再び前に進もうと決めました。
「死んでもいいよ」から、私の新しい人生が始まったのです。


岸田 ひろ実(きしだ・ひろみ)
本書「プロローグ」より抜粋

【著者プロフィール】

岸田 ひろ実(きしだ・ひろみ)
岸田 ひろ実(きしだ・ひろみ)

・株式会社ミライロ 講師
・日本ユニバーサルマナー協会理事


1968年大阪市生まれ。知的障害のある長男の出産、
夫の突然死を経験した後、2008年に自身も大動脈解離で倒れる。
成功率20%以下の手術を乗り越え一命を取り留めるが、
後遺症により下半身麻痺となる。

約2年間に及ぶリハビリ生活中、絶望を感じて死を決意。
娘の「死にたいなら死んでもいいよ」という励ましがきっかけで、
歩けない自分にできることを考え始め、病床で心理学を学ぶ。

2011年、娘が創業メンバーを務める株式会社ミライロに入社
自分の視点や経験をヒントに変え、社会に伝えることを願い、
講師として活動を開始。
高齢者や障害者への向き合い方「ユニバーサルマナー」の指導を中心に、
障害のある子どもの子育てについて等、年間180回以上の講演を実施。

2014年開催の世界的に有名なスピーチイベント「TEDx」に登壇後、
朝日新聞「ひと」・日本経済新聞「結び人」・NEWS ZERO・報道ステーションでコメンテーターを務めるなど
数々のメディアで取り上げられる。WEB記事はSNSでシェア5万件を越える。

2015年はハワイにてADA法を学ぶ旅行ツアーの企画・アテンド、
2016年はミャンマーにて知的障害のある子どもの両親への講演など海外での活動も実施。

【岸田ひろ実 講演会情報はこちらから】

『ママ、死にたいなら死んでもいいよ』

  • プロローグ

  • 第一章

    人と違うことが怖い

    よい子の居場所

  • 第二章

    ダウン症の良太が教えてくれたこと

    おめでとうが聞こえない出産
    良太が愛される三つの約束

  • 第三章

    主人との別れ、伝えられなかったこと

    最後の言葉は「パパなんて大嫌い」

  • 第四章

    死にたいなら、死んでもいいよ

    致死率五十パーセントの大動脈解離
    二億パーセント大丈夫

  • 第五章

    すべてが転機に変わった日

    娘の会社に入社する決断

  • 第六章

    ハードは変えられなくてもハートは変えられる

    ユニバーサルマナーという考え方

  • 第七章

    人前で話せるようになるまで

    守破離を貫く

  • 第八章

    巡り巡って、ミャンマー

    お礼のない理由
    祈りのある朝

  • 終章

    いつか美しくなる、今へ

    不幸と絶望は違う
    思考が変われば、結果が変わった

本書「目次」より抜粋

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追伸・・・
「ママ、死にたいなら死んでもいいよ」
娘が放った一言に、私は言葉を失いました。
その日、私は絶望の淵にいました。

知的障害のある長男の出産、夫の突然死、そして私は下半身麻痺で車いす生活に。
悲しみの連続で、押し殺していた「死にたい」という言葉を娘の前で吐いてしまったのです。

言ってしまってからとてつもない後悔をしている私に向け、
娘が言ってくれた「死んでもいいよ」は、ほかのどんな言葉より私を救ってくれました。

私の新しい人生が、そこから始まりました。

私が皆さんの前で話すようになってから、3年が過ぎました。

ありがたいことに、年間180回以上の機会をいただき、多くのご縁をいただいています。

今だからこそ伝えたい「生きる勇気」について、想いを本に綴りました。
一人でも多くの人に生きる勇気を持ってもらいたくて、祈りを込めました。
ぜひお手にとっていただけると嬉しいです。

岸田 ひろ実(きしだ・ひろみ)

【著者プロフィール】

岸田 ひろ実(きしだ・ひろみ)
岸田 ひろ実(きしだ・ひろみ)

・株式会社ミライロ 講師
・日本ユニバーサルマナー協会理事


1968年大阪市生まれ。知的障害のある長男の出産、
夫の突然死を経験した後、2008年に自身も大動脈解離で倒れる。
成功率20%以下の手術を乗り越え一命を取り留めるが、
後遺症により下半身麻痺となる。

約2年間に及ぶリハビリ生活中、絶望を感じて死を決意。
娘の「死にたいなら死んでもいいよ」という励ましがきっかけで、
歩けない自分にできることを考え始め、病床で心理学を学ぶ。

2011年、娘が創業メンバーを務める株式会社ミライロに入社
自分の視点や経験をヒントに変え、社会に伝えることを願い、
講師として活動を開始。
高齢者や障害者への向き合い方「ユニバーサルマナー」の指導を中心に、
障害のある子どもの子育てについて等、年間180回以上の講演を実施。

2014年開催の世界的に有名なスピーチイベント「TEDx」に登壇後、
朝日新聞「ひと」・日本経済新聞「結び人」・NEWS ZERO・報道ステーションでコメンテーターを務めるなど
数々のメディアで取り上げられる。WEB記事はSNSでシェア5万件を越える。

2015年はハワイにてADA法を学ぶ旅行ツアーの企画・アテンド、
2016年はミャンマーにて知的障害のある子どもの両親への講演など海外での活動も実施。

【岸田ひろ実 講演会情報はこちらから】